【新唐人2013年5月31日付ニュース】ワシントンポストなどが中国からハッカー攻撃を受けた事に続き、新唐人テレビ本部の公式サイト、および台湾の新唐人アジア太平洋局の公式サイトも連日不明なハッカー攻撃に遭いました。調査の結果、大規模“分散型サービス拒否攻撃”であることがわかりました。初歩的な判断では中国共産党のハッカーからの攻撃であると見られます。
5月29日より、新唐人テレビの視聴者らが、新唐人公式サイトのページが表示されない、または番組映像を再生できないなどの現象に気づきました。新唐人本部も即刻Facebookの公式ページで声明を発表し、全力で復旧作業に取りかかりました。
新唐人亜太局情報部 呉マネージャー
「メーカーとの話を通じ、あのとき実は大規模『分散型サービス拒否攻撃』に遭っていた事がわかりました。業界でいう『DDOS攻撃』です。この大規模攻撃によって、新唐人のオンラインサービスが大きな影響を受けました」
実際は新唐人のニューヨーク本部の公式サイトがハッキングに遭い、台湾の新唐人アジア太平洋局もその影響を受けたのでした。台湾新唐人の情報部マネージャーは、おそらく中国共産党からのハッカー攻撃である可能性が高いと指摘します。
新唐人亜太局情報部 呉マネージャー
「動機や時期から判断すると、今回の攻撃は中共ハッカーの可能性があります。今ちょうどオバマ大統領と習近平が会談を控えているので、過去にも例えば、中共建政の『10.1』前後に新唐人亜太局の衛星信号が妨害されたことがあります。中共の所謂『敏感日』になると、我々のサービスに異常が現れる現象が起きます。しかもあれほど大規模なDDOS攻撃を発動できるのはきっと背後に大きなハッカー組織があり、ハッキングを行っているのです」
30日午後6時10分、新唐人本部はFacebookを通じて、サイトの復旧を発表しました。今回、中国の真相を伝えることで有名なサイト“大紀元”や“看中国”なども、同じ時期にハッカー攻撃を受けました。
新唐人テレビがお伝えしました。
http://www.ntdtv.com/xtr/gb/2013/05/27/atext904384.html (中国語)
(翻訳/坂本 ナレーター/村上 映像編集/工)